雨雲京介
 吸血鬼を自称する青年。自分のことは何もできない駄目人間ではあるが、他人のためなら何でもできる種類の人間でもある。
 自分の価値については何一つとして認めていないが、実際のところは頭の回転がかなり早く、嘘が得意。また、運動神経も特別に悪いわけではない。
 霊力を操る能力を持たないため、戦闘能力としては皆無に等しい。普段から銃を携帯しているものの、これも実はモデルガン。殺傷能力などない既製品だが、彼自身、自分の手で誰かを傷つけることを極端に嫌っており、いかな事態に陥ろうともそれで問題ないと考えている。


日向雪乃
 霊力を持つ血筋に生まれた、生粋の武闘派。上背もあり美人と呼べる類なのだが、常に腰に刀を携帯しているので話しかけられることはまずない。
 雨雲京介を心底から信頼しており、彼の護衛役を勤める一方、生活能力が欠けている彼のために世話を焼くことも多い。
 両親は同業者に殺害されており、昔は復讐のために生きていた。雨雲との出会いで人生観が変わり、それから人を殺してはいないが、本質的に殺人を躊躇するようなタイプではない。


立風宗也
 雨雲の友人。かなり『いい人』なのだが、いい人で止まるせいで恋人がいない。
 雨雲たちとは違ってかなり一般人に近い。が、恋人がいない寂しさと暇をパソコンに注いだため、主にプログラミングの知識だけは群を抜いている。自前の知識を利用してハッカープログラムを作成しており、情報収集能力はかなり高め。
 現在は一人暮らし(女の子といつでも同居できるように)。自宅にはコンピュータをひたすら詰め込んだ一室がある。


レイア
 精霊と呼ばれる存在。実体を持たないが、それに近しい肉感を再現している。基本的に(物理的な意味合いで)浮いている。
 かなりのサディストではあるが、血が嫌いで打たれ弱い側面もある。生まれてからそう年月が経っているわけではないので、世の中についてはまだ知らないことも割と多い。
 何もない空間から槍を取り出す能力と、ごく至近距離であれば爆破できる能力を持つ。


月宮清史郎
 五人の女性を部下に持つ青年。その目的はようとして知れない。
 他人を騙したり道具とすることに罪悪感がない外道な人間。いつも書斎で何がしかの研究を行っているらしい。ただ、その内容を知るのは五人の部下だけであり、それも一部しか把握していない。
 冷めたコーヒーをよく飲んでいるが、別に猫舌というわけではない。


氷室
 執事の格好をした月宮の部下。中性的な女性。
 月宮の使用人と秘書を兼ねており、その上で戦闘力まで持っている万能型。主に対する忠誠心は部下たちの中でも随一。
 表面的には冷静な人物なのだが、内実は感情的になりやすく激昂しやすい部分があり、こと月宮に関わる話ではクールでいられなくなることも多々。


小鉄
 元軍人の月宮の部下。野戦服を常に着こなし、大柄なこともあって男性にも見える。巨大な斧を武器にしている。
 部下たちの中で最も年齢が上であるせいか、あるいは別の理由か、ともかく月宮から詳しい話を聞いていることが多く、他のメンバーが知らない事情も知っている。ある意味で最も信頼されている部下。
 主の本質について承知しており、それでも目的のために協力をしている。


灰塚
 月宮の部下で、スナイパー。なぜか学生服を好んで着用しており、それとは別にタクティカルベストを愛用。
 感情表現が少なく黙り込んでいることが多いが、別に感情を全く持っていないわけではない。月宮に対しては信仰に近い感情を持っており、彼が命じるのであればいかなる任務も平然とこなしてくる。
 紛争地帯の出身で、銃火器の扱いはそこで覚えた。


白桃
 槍をたずさえた月宮の部下。現代風の女の子。可愛らしい格好が好み。
 あんまり考えることをしない人間で、直感的・感情的に動く。そのせいか、かなり騙されやすいのだが、本人には騙されている自覚さえない。
 過去、恋人を亡くしているらしい。


塔原
 フードをかぶった月宮の部下。剣を愛用。霊的な防御力に優れる。
 幼い頃に火災で家族を失っており、顔には火傷の痕跡が残っている。言動は詩のようで、常に(他人からは)理解しにくい発言をするが、中身はかなり常識的。


戻る