NO1:記憶に残る人
「今年もよろしく、で、いいんだよな」
「ええ。こちらこそ、よろしくお願いするわ」
「今年はどうなるだろうな。俺は、出番はないだろうが」
「一部では出番もあるはずよ」
「あの、拍手というヤツか。そのくらいだろうな」
「何か出る場所があれば、忘れられる事もないわ」
「そうだな。忘れられる事は、何より辛い」
「そう。誰かが覚えてくれるなら、その人は生き続ける。いつまでも」
「じゃ、覚えてくれる事を願っていようか。酒、飲むか?」
「遠慮しておくわ」
「じゃ、茶でいいか。ほら、乾杯」
「ええ、乾杯。貴方と私と、皆の今年に安全を願って」

NO2:決められない願い
「去年はお疲れ様でした」
「ああ、ありがと」
「今年は出番あるんスかね、俺たち」
「さあ。それは、オレたちには決められることじゃないしな」
「あー、少しは出番があるといいんスけど」
「せめて拍手には出たいよなぁ」
「主人公だから出すってわけじゃないっすからね、あれ」
「そーなんだよな。いっそ、短編でもあれば出番もあるだろうけど」
「そうとは限らないっすよ。去年の短編、俺には出番がなかったっす」
「そうなのか? だとすると、オレもやばいかも……」
「ま、せっかくの新年なんスから、明るくいきましょうよ」
「そう、だな。じゃ、楽しんでいくか!」

NO3:切ない現実
「僕らは、去年に出たばかりなんですよね」
「そうねー。だから、まだお馴染みって感じじゃないかも」
「そうですよね。リナさんなんか、ほんの数日前まで現役だってわけですし」
「うん、まだ終わりって感じがしないのよね」
「少し経てば嫌でも実感しますよ」
「切ない台詞ね、それ」
「いや、歴代の主人公は誰もが実感しています……」
「そっかー。ま、まだ短編とかも可能性があるし!」
「それは簡単に出ないですよ。今のところ、二組しか出ていませんし」
「マジで?」
「はい」
「――今年以降が心配だわ」

NO4:ひねくれロンド
「今年もよろしくお願いします」
「はい、よろしくお願いします」
「先生は去年も出番があったんですよね」
「不本意ながらも」
「他の人は出番がないって嘆いているんだから、十分だと思うんですけど」
「私は出番が欲しいとは思っていませんが」
「あー、まあ、それは」
「私などに出番を回すくらいなら、村野君にでも回せばいいのですがね」
「そのへんは、人気もありますし」
「ふむ。まあ、今年は出番がないように祈りましょう」
「ひねくれていますね」
「毎度の事です」

NO5:締め切りギリギリ
「というわけで、今年も焔色の夕凪をよろしくお願いします」
「これ、どの台詞が誰のものか、説明しなくていいのかしら?」
「わかる人にはわかるから、いいんじゃないかと思って」
「いい加減ね」
「でもこれ、大晦日に書いているんですよ? ギリギリなんだからそのくらいは」
「どうしてそこまでギリギリに書くの? 早めにやればいいのに」
「思いつかなかったもんで」
「それで、ギリギリ?」
「本当はアップすんのやめるかと思っていたくらいだし」
「それよりは、こんなものでも書けただけ良かった、というわけかしらね」
「本当に、本編と違って毒舌だね」
「そうしたのは貴方よ」

NO1:ヴァルゴ・オフィユカス&アンジェラ・ウェーバー
NO2:村野聡&橋本ヒカル
NO3:フレーゼ・ハイブリーダ&リナ=ミサキ
NO4:小金井翔&新藤玄馬
NO5:焔嵐&志野アンジェラ



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