注意事項
ここはネタバレ御免な解説です。内容を読んでから読む事をおススメします。もちろん、読んでからネタバレに関して文句を言われても何もできません、あしからず。


隠しぺえじ?

81〜160話以前はこちら 160話〜はこちら
第壱生:下らない死導
 この話が書きたいがために死導者を始めたと言っても過言ではないくらいの話ですね。
 多少、ご都合主義により短めに終わっていますけどね。
 ワタル君はとても幸せな子です。おそらくは、私自身よりも。これほどの友人に囲まれた彼は、きっといい大人になるでしょうね。
 関係あると言えばある話ですが、すねた子供は理屈っぽい気がしますよ。特に中学生男子はそんな傾向があると思います。思い込みです。
第弐生:大切な死導
 死導者の初バトルですね。二話目ですけどね。
 正直、人称たる彼はあまり意味がありません。この世界の世界観の説明と、バトルに神経を費やしています。
 やはり一人称でバトルシーンは書きにくいですね。それがわかっただけでも収穫です。
 ちなみに、死喰いが本気になればアレはピンチじゃなかったんですけどね。ま、それはそれという事で。彼の意思を汲んであげただけですよ。
第三生:途切れた死導
 死喰いに名前ができました。そのお披露目です。
 世界観説明を一気に済ませてしまいました。人称の女の子は不幸ですけど、最後は少しだけ幸せになれたみたいです。
 ちなみに、世界観はこれで全てではありません。
第四生:他人の死導
 これはこの時期に流行っていた斧少女を模して書いた思い付きです。
 ちょっと難しい漢字を使ったり、色々と普段からマスコミに対して思っている事を込めたりしました。
 文中の○は数に意味がありまして、当てはまる文字があります。考えてみるのも面白いかもしれません。答え合わせはありませんけどね。
第五生:幸福の死導
 これはあまり意味のない話ですね。
 何が書きたかったのか、自分でもよくわからない話です。従って意味もありません。
 ま、要するにバカップルな話ですよ。うん。
第六生:能力の死導
 一度、見える人を書きたかったので書いてみました。
 これの死喰いはいつも以上に人間臭いですね。ここまで人間に肩入れする事はそうそうないですよ、たぶん。
 聖なる母に愛された彼は、たぶんまだまだ出ますよ。うん。
第七生:約束の死導
 最高に暗い話で、落ちはかなり気に入ってます。この話は。
 とても幸せなおじいちゃんのお話ですが、死喰いの涙もまた、ごく自然なものでもあります。
 ちなみに関係ないですが、幸子さんみたいな奥さんはちょっと遠慮願います。
第八生:失恋の死導
 これは私の知り合いで失恋したと仰る人がおりまして。それに感化されて書きました。
 ちょっとケータイ小説っぽくもなってしまったのは少し不本意でもあります。ま、仕方ないですが。
 恋をしていない男性たる私が書いたものなので、どこか変かもしれません。そういうとこは指摘して下さいな。
第九生:双璧の死導
 これは桜○高校ホ○ト部っていう作品がアニメ化した際、ちらと見た一場面が元です。
 双子が「どっちがどっち」というゲームをやって、それをあっさりと主人公に見破られた時の反応。あれを思い出して書こうと思ったわけです。
 どちらか見分けられないという事はどっちでもいいって事で、それでは存在しなくても同じじゃないかと思う気持ち。切ないですね。
第十生:殺人の死導
 これは那須きのこ氏の作品に多大なる影響を受けた話ですね。もっとも、彼女の技は直死ではありませんが。
 また、この話でようやく死喰いの技の一端を見せる事に成功しました。基本的に戦闘はあまり描いていないので、こうなってしまったわけで。
 この話は今後にも繋がりますし、十番以降を読む気力がおありなら、一読していただけるといいかと。
第十一生:聖母の死導
 一度だけ話題に出た聖なる母の登場回となりました。また、十話の続編っぽい感じもなきにしもあらず。
 死喰いの技と聖母の技は似ているように思えると思いますが、決定的な違いがあります。その違いはまた今度。ここまでの話でもちょっと予想できましたかね?
 色々と伏線っぽい部分もありますので、後で読み返すのもアリかもしれませんね。
 関係ない話ですが、母しか足音がしないからと言って、母しか靴を履いていないわけじゃないですよ。文中で靴まで描いた事はないですけどね。
第十ニ生:死神の死導
 これはアンジェラに対して「人殺し」と言わせたかっただけです。
 実際、状況のわからない人にとっては死導者は全部、死神みたいなもんですからね。
 アンジェラは負い目のような気持ちがあるために、答えない。何の説明もしない。そしてますます相手は増長していく。
 それでも答えられないのもアンジェラの魅力だと思うんですけどね。
第十三生:記憶の死導
 遠藤君ふたたび。遠藤君は第六生・能力の死導に登場した霊感少年です。わかりますよね?
 遠藤君は優しいですね。相馬君も彼と出会えてよかったと思いますよ。運のいい子だ。
 本当は「どうして教えたんだよ」というのを書きたかったわけですが、直接には無理でした。難しいですね。
第十四生:憤怒の死導
 本格的にバトルです。ケイの狂気じみた部分を端的に表せた気がして、ちょっと満足です。
 ちなみに死導者、および眷属の身体は生の塊……つまりは幽霊と同じ構造なので、別に血は流れません。
 まさに血も涙も……って、涙くらいは流しますね。そのへんはツッコミ、別にいらないです。大事なとこじゃないので。
第十五生:百合の死導
 最高に子供向けじゃない話題です。もういっそ年齢制限しようかとも思いましたが、あからさまな表現はないですし、まあいいか。
 ちなみに私は同性愛者ではありません。ノーマルです。
 ですから、本当に同性愛者の気持ちってのはわからんですね。それは、仕方ない事でしょうが。
第十六生:珍獣の死導
 この話を書く理由となったものは、とある方との会話から。奇跡のフラグが小説になりました。
 小説内ではちとわかりにくいでしょうが、アンジェラはエルと会話できます。エルもアンジェラには懐いているため、甘えているようです。
 ちなみに何も狙っていません。本当に狙っていないんです。すいません。
第十七生:起源の死導
 第二段階、発動。遠藤君が昇っちゃいけない階段を昇ってしまいました。彼はどこまで行くんでしょう。作者にもわかりません。
 エルとアンジェラの起源は色からもわかるように似ていますが、全く同じではありません。あしからず。
第十八生:意義の死導
 ちょっと長かったですけど、切れなかったのでそのまんまアップです。
 思春期の青少年には自分が自分でなければいけないのか、なんて悩む子がいます。
 私からすれば阿呆な悩みなのですが、本人はいたって真面目。ならいいでしょう。存分に悩むべきです。
 存在意義のない人なんていくらでもいますけどね、それでも生きているんです。生物ですから。ですから、悩もうが悩むまいが、結果は変わらないと思うんです。
 私はそう思うんですけどね? どうにも私は世間から外れているようです。
第十九生:快楽の死導
 殺人者の悩みってやつです。もっとも私は殺しをしていないので、正確なところはわかりませんけどね。
 それにしても、この世界って連続殺人犯が多いですね。すいません、単なるご都合主義ってやつです。
第ニ十生:怠惰な死導
 世界観を説明するのが主な目的ですが、八番目のこだわりもわかると思います。
 もう七祖の名前もわかるでしょうね、ここまで来れば。ここまで来なくても、知っている人にはわかると思うんですけど。
 このお話に涙は似合いません。涙するのもためらう絶望感を味わってもらえると嬉しいです。
第ニ十一生:崩壊の死導
 人の心が壊れていく様を描きたかったような違うような。この話はいつか書きたいと思っていたものです。
 彼女が壊れた理由は様々。決定打はありません。全てが織り交ざって、予定調和と言っても差し支えない結論へと辿り着きました。
 バッドエンドか、トゥルーエンドか、悩んだようで悩んでいません。この結末は、なるべくしてなったものだと思います。
第ニ十ニ生:滅却の死導
 全力で絶望的な話を書きたくて、ちょっと遊んでみました。
 タイトルに深い意味はありません。かなり適当です。
 そろそろこの手のフェイントに引っかかる人も減ったんじゃないかと思うんですが、そこんとこはどうなんでしょうね。
第ニ十三生:退魔の死導
 退魔兄弟の初登場ってなわけで。
 彼ら、本当は遠藤君より先に生まれたキャラなんですが、何故か登場は二十話くらい遅れてしまいました。本当に何故なんでしょう。私にもわからない。
 ちなみに火野家は退魔の一族の中でも変り種なんですが、その話はまた今度という。
第ニ十四生:忠犬の死導
 文中で明言しませんでしたが、風子は犬の名前です。なんか犬っぽい名前でしょう。そうは思わない? そうですか。
 というわけで、これまたいつものフェイントです。見抜くポイントはいくつかあります。探してみて下さい。もっとも、犬と断定できる部分はないと思いますけどね。
 切ない話でもありますが、世の中なんてこんなもんです。死んだペットにいつまでも関わっていられるほど、現代人は暇じゃありませんよ。
第ニ十五生:思考の死導
 他人の考えがわかるなんてのはエスパーくらいなもんでしょう。普通は何となくわかったとしても、感情の細かな動きや複雑さは、本人ですらわからないもんだと思います。
 まして、それが男女ならなおさらですよ。女性の考えは男性に理解できず、男性の考えは女性に感じ取れません。そういうものだと思いますし、だから上手くいくんじゃないですかね。
 それにしても彼女たちは短絡的ですね。そのへんに違和感がないよう、もう少し、精進しましょうか。
第ニ十六生:忘却の死導
 いえね、別に彼女をレギュラー化させるつもりはなかったんですよ。あの話を書き出した時には。それがどうしてか、再登場しました。
 内容的には「救い」と「未来」ってとこでしょうか。死者への救い、決められたレールの中での自由。そんな話です。
 他に登場する可能性のある死導者はふたり。はてさて、出番があるのかないのか。とりあえず、今のところはないですね。
第ニ十七生:同類の死導
 普通、友人同士ってのは初対面はどこだったか、とか、細かい事は覚えていないにしろ、大雑把なところは覚えていると思います。けれど、世の中にはそうではない、いつの間にか一緒にいた関係ってのもある。それが描きたかったんですよ。
 ちなみにこの内容に爆笑する人の心当たりはありますが、気付いた人はスルーでお願いします。
第ニ十八生:花殺の死導
 公開時点では日本全国で発生している、花殺しについてのお話。
 現実の方は地理的な問題から複数の犯人がいるでしょうが、この話にそれは関係ないですね。
 実際、これをやる連中ってのは何を考えているのやら、私には理解できません。桜を折るのだって理解できませんし、同じ事です。
 そんな方々には正義の鉄槌を。そんな存在がいても、いいんじゃないですかね?
第ニ十九生:素玄の死導
 しろくろのしどう、です。読みにくいっちゅーねん。
 素人が玄人と意見交換します。何事も素人に任せられないのは当たり前ですが、素人にしかできない事もある。そういう時は、どっちを優先させるってお話。
 深くは描かなかったですけど、あの変魂は、それはそれでお話になるくらいな存在だとも思ったり。使い捨ててごめんなさい。
第三十生:狂友の死導
 実は、ちょっと気に入っているお話です。
 友達を独りにはさせないって言うと聞こえはいいですが、実際は狂った人の話です。
 文中で桜色が苛立っているのは、同じ狂った者として、彼女には彼が許せなかったんでしょうね。たぶん。
 にしても、倫理的にアレな話の方が気に入る傾向にある気がするのは何故だろう。
第三十一生:触れられない死導
 人間、死んだら終わりです。逆に言えば、生きている間は終わっていません。そうとも限らないか。
 今回は死んだ人と生きている人の対比が極端なお話。今回については、特に説明するほどのものはないかな。
 ちなみに、死人が出た学校って、本当に菊の花を置いたりするんですかね? それは私も知らないので、雰囲気に合わせてみましたよ。
第三十ニ生:親御の死導
 最高にひねくれた親子のお話。
 彼らには死導者など必要なかったかもしれません。でも、ほんの僅かでも違った道が見えたなら、そこには意味があるわけで。
 ちなみに私も母に「頼りになるのは自分だけ」って言われました。ガキに言う台詞じゃねーなと、今さらながらに思います。
第三十三生:錬金の死導
 紅葉に火野兄弟、まみに死喰いチーム。みんなみんな詰め込んで、新キャラ登場これびっくり?
 内容は濃く重く、バトルが大半。ここまでを読んでいない人には楽しいとは思えないのが残念ですが、たまにはそういう話もいいよねっていう。
 新キャラ君の能力は色々と悩みましたが、無難(?)な錬金術にしました。でも、私は鋼のは読んでいないのでよく知らないんだぜ? だからそっちのパクリは出来ないんですよ。困った困った。
第三十四生:墓苑の死導
 言っておきますが、世間の皆々様はこれを読んだからってお墓で騒いではダメですよ。まして、それを焔色の責任にしてはいけませんよ。私は責任を取らない大人になります。
 でも、本当に私は思うんですよ。葬式とか墓参りとかは、生きている人間のためのものだと。死んでしまえば、それで終わりですからね。
 死んでしまった人は終わりですが、生き残った人は終わりません。これは、そういう人たちのお話なわけですね。
第三十五生:空虚な死導
 番外編以外では久しぶりの登場。やる気のなくなった女の子のお話です。
 人間、誰でもスランプってのはあるもんです。神経質な人とか、優しい人とか、人間的にアレな人は特に多いでしょう。
 そういう時は、開き直りが大事。他人なんざ知るかって胸を張って言ってしまえば、案外と気楽になったりします。
 これは、そういうお話です。
第三十六生:尊厳死の死導
 このお話は、正しいとも間違っているとも断定できない部分を含んでいます。
 私の考え方は、「是」です。苦しい時間を延ばす理由がないなら、終わらせたっていいじゃないですか。何より、本人の意思を尊重すべきだと思うんですよね。
 人が生き死にをどうにかするってのは、色々と難しい問題と、そういう事です。
第三十七生:病愛の死導
 ミズ・ヤンデレ、再び。
 人間の愛情ってのは不安定なもので、中には彼女のように、やたらと不安になる人もいるでしょう。それは責められません。
 そういう人のお相手さんはかなりの包容力を持つか、さっさと別れるか。どちらかしかありませんが、後者を選んだ場合、ヤンデレさんは不幸でしょうね、たぶん。
 くすくす、どうしろとは、言いませんけどね?
第三十八生:映画の死導
 よく故人の意志を引き継ぐと自称する人がいます。それは構いません。
 けれど、全ての故人が自分の仕事を引き継いで欲しいと思っているとは限りません。特に自分の仕事にこだわりがある人ほど、他人にどうこうされるのは嫌なもんでしょう。
 生き残った人々は、それを見極めてあげる必要があるんじゃないですかね。これは、そういうお話なんですよ。
第三十九生:始祖の死導
 死導者の始祖・聖母についてのお話。
 夜空の中で流れていた、ストーリー的な部分のクライマックスを想定させる内容です。
 そのため、ここまでを読んでいない人には何も理解できないでしょう。逆に、ここまでを読んだ人には、ちょっと面白い……かもしれません。
 これで、不人気な聖母にもファンができるかなぁ? っていう。
第四十生:和解の死導
 これはもう、タイトル通り。聖母の変遷を描いている、つもりです。
 これで夜空の鈴も一区切り。だからって何が変わるわけでもありませんけどね。死喰いが死喰いである限り、このお話は続けられますから。
 それにしても長いストーリーだと、我ながらにして思います。ここまでで四十話ですからねぇ。
第四十一生:下る死導
 夜空の鈴、セカンドシーズン。心意気としてはそんな感じで、登場人物も気を使いました。
 いじめられっ子は普通の子供よりも大人に育つと聞いた事がありますが、このお話もそんなところですね。ひきこもりだからこそ、わかる事もあるんじゃないですか?
 人間、一度は挫折を味わっておくといいねっていう事です。
第四十二生:強欲の死導
 会社が倒産して仕事のなくなった子供のお話。嘘です。
 今まで興味を持っていたものが急に醒める瞬間というものがあります。仮にそればかりを追っていた場合、やる事がなくなると悲惨な結末が待っていたりするもんです。
 そういう、生き方に迷った人を救う者。それが、彼女です。
第四十三生:恐怖の死導
 ホラーっぽい話を書こうとしたけど無理でしたごめんなさいってお話。
 個人的には恐怖話も嫌いじゃないんですけど、夜空には合わないですね。なにせ、死んでもそれから先があるわけですから。
 書いてから反省しました。ちょっと遅い。
第四十四生:色欲の死導
 誘惑された男の子のお話。でも、選んだ相手が悪かったね。
 彼は、相手が人間であろうとも浮気はしないでしょう。それだけ深い愛情がなければ、彼女とは付き合えません。
 それにしても。感情的になる人は、怖い人が多いですね。
第四十五生:死値の死導
 ほとんどの人は、生きてこそだと思います。けど、世の中には、死んだ方が幸せな人もいる。そして、そういう人は、だいたい不幸だと思います。
 本当は、死に値する者なんて、いない方がいいんですけどね。
第四十六生:罪人の死導
 別に殺すつもりなどなくても、結果的に人が死んでしまう場合があります。傷害致死、という事になるでしょうね。その場合は。
 では、そもそも傷つける意志すらなかったら、どうでしょう。普通に生活していて、ちょっとしたはずみで、犯罪者になってしまった。なのに、罪を問うのですか?
 罪人でもない人に罪を説いたところで、意味はないと思います。それが、私の答え。間違っているかどうかには、あまり興味がありません。
第四十七生:色盲の死導
 見た目にはわからなくても、障害を負っている人がいます。
 今まで普通に接していても、その事実を知ると、いきなり普通に接する事ができなくなる。そういう事は、別に珍しい事じゃないでしょう。
 でも、それをしない人がいたら。それって、すごくカッコいい事だと思いますよ。好きになるくらいに、ね。
第四十八生:死願の死導
 これは、ずっと前からやりたいと思っていたテーマです。ただ、上手く話としてまとめられなかったので、時間がかかりました。
 よく推理小説なんかにある復習劇は、「あいつがそんなのを望むわけない」って言いますけどね。普通の人は、望むと思いますよ? 自分だけが死んで、犯人は生きている? そんなの、誰が喜ぶって言うんですか。
 人間はそこまで綺麗じゃありません。そういうものも含めて受け入れる度量が必要と、そういう事です。
第四十九生:偽病の死導
 優しくされた事が少ない人は、ちょっと優しくするだけで簡単に落とせます。
 落とした方はそのつもりがなくても、落とされた方は気にしたりする。ストーカーの始まりですね。
 彼はストーカーではありませんが、それに近い存在だとは思いますよ。
 ちなみに、こういう人がマジで存在するのかは知りません。いないと信じておきたいですね。一応。
第五十生:祖達の死導
 九人の死導者たちの物語。今までの仕切り直しってところですね。
 最終回っぽい空気がなきにしもあらずですが、別にそんなつもりはサラサラないのでご安心を。
 単に、キリのいい数字でこういう話をやっておきたかっただけなんですよ。
第五十一生:小悪魔の死導
 時期的には五十生のちょっと前から直後にかけて、ですね。
 私が男であるせいか、男を財布と見るような女性は好きではありません。そういうのが表に出たような違うような、そんなお話です。
第五十二生:野良猫の死導
 当たり前ですが、普通の子供はこんなに強くないです。まあ、小説は非現実ですから。言い訳です。
 猫ってのは気まぐれなもんで、どうにも素直に行動しません。そんなイメージ。
 それにしても、紅葉の周囲は面倒な女の子が多いですね。
第五十三生:故障者の死導
 何かのプロってのは、それ以外では何もできない人である、なんていう事態もよく引き起こします。何かを極めるには、相応の労力が必要という事ですね。
 けど。それだけ力を注ぎ込んだものが、もう駄目になってしまったら? そこに広がる絶望は、いかほどでしょう。私には想像し難いところがあります。
 その気分を欠片でも感じてくれたら、面白いですね。
第五十四生:中途障害の死導
 電車とかに乗っていると、たまに足を怪我して松葉杖を使っている人とか、あるいは杖を使う老人なんかを見かけたりします。
 さすがにそういう人には誰かが席を譲る事が多いように思いますが、それでも譲らない人とかもいて。
 好きでそういう体になった人はいないでしょうに、体のせいで迷惑がられるんですからね。心を縛る事はできないでしょうけど、でも、なんだかなぁって思います。
第五十五生:赤夢の死導
 単に「朝も早くから登校している生徒」が書きたか……嘘です。
 普通の人なら何がしかのトラウマはあるもんでしょう。それがあまりに大きいと、時に押し潰されそうになります。人間の心には許容量があるようで、それを上回ると、パンクするみたいですね。
 で、描きたかったのはそんなのです。壊れた人って、意外と静かだったりしますよ。これはイメージですが、ね?
第五十六生:丁寧な死導
 これも、一度はやりたかったお話です。
 丁寧なのは悪い事じゃありませんが、それは親しさを捨てる事にもなりかねません。
 何事も適度に、というわけですね。
第五十七生:書換の死導
 久しぶりの登場ですね。二度目の登場でもあります。本当はもっと早くに出番があってしかるべきだったんですが、出すのが難しくて。特殊な体ですからね。これで、もう大丈夫ですが。
 最終的には死導者っぽくなりましたが、どちらかと言うと変魂に近い存在です、あれは。生を流出させずに浮いているわけですからね。
 彼の苦悩も彼女の選択も、すごく優しいもんだと思います。まったくもって、あれほど他人を想える人ばかりなら、苦労はしないんですけどねぇ。
第五十八生:遊戯の死導
 先生がいたから習い続けるって人は、割といるもんだと思います。やめるきっかけがない、とかね。
 そういう人がその機会を得た時、どっちを選択するかってお話。
 ちなみに、高島君は物凄く天才っぽく見えますが、それは相対的な話です。この話に出てくる学校は、最高レベルでもヘボです。だから、そこそこ打てる人が強く見えるだけ。実際、彼も言うほどじゃないでしょう。近所のオヤジさんレベルよりは高いってだけで。
第五十九生:受験の死導
 現実時間でもそろそろ受験生はラストスパートという時期です。何時間も勉強しているなんて人も多いでしょう。けど。それは、何のためですかね?
 そういうのに疑問を思わない人は、問題ありません。そのまま平和に受験すればいい。ただ、世の中にはそうでない人もいるという事です。
 理由が見えず、足がにぶる。明確な目的がないから進めない。仕方ない事です。
 ないならないなりの歩き方もあるんですけどね。これは、そういったお話です。
第六十生:出産の死導
 昔は意識するほど話題になる事はありませんでしたが、最近は特に、出産は話題になります。
 人が命を生み出すという事は、相応の痛みとリスクがある。それを一手に引き受けるのは、女性なんですよね。男には何もできない。守る事さえも。
 見送るだけの立場は辛いねっていう、そういうお話。
第六十一生:事故の死導
 交通事故に歩行者が関わっていても、普通は罰せられません。ずるいですよね、そういうの。
 仮に車が悪くなくても、事故が起きたら、車の前方不注意です。青信号を通り抜けようとしただけでも。
 そりゃ、歩行者は自動車と比べたら、弱いもんです。はねられて生きていられる人はいません。それでも、守るべき人を間違っているような法律は、ちょっと納得できません。
第六十二生:口喧嘩の死導
 喧嘩するほど仲が良いと、そういう事です。
 感情的な口論は、つまり自分の感情を素直に出しているという事で。それを正面から受け止めるってのは、たまには必要なんじゃないかなと思います。
 まあ、やりすぎはダメですけどね?
第六十三生:迷子の死導
 年末年始は、子供から目を離しちゃいけませんよ。子供なんて手を離したら無限大にどこまでも行ってしまうんですから。私の知る最長記録は、野球場で反対側のスタンドまでです。私です。
 これはそういうお話……でもあるような違うような。ま、細かい事は気にしないという事で。すごくいい加減な解説。
第六十四生:老夫婦の死導
 長く連れ添った夫婦だからこそ、お互いに何も言わなくても通じ合えたりします。相手を内に取り込んで、相手という存在が自分の一部になる。それは諸刃の剣で、相手を失えば、自分の中に空洞ができるという意味でもあります。
 生まれた空洞に耐えかねて自殺する人、その勇気さえなく空っぽのままに生きる人。そして、新たな存在で空洞を埋められる人。それは、人それぞれ。優劣もありません。
第六十五生:命令の死導
 ごめんなさい、ちょっと続く感じになってしまいましたね。
 この手のネタは別に好かれていないとわかっていながらもアップするのは、これをやらないと彼が出せないからです。まあ、ケジメというか区切りというか、そんなものですね。
第六十六生:真実の死導
 というわけで、アルバート編の完結。これで、アルバートも自由に出られますね。出番の予定はありませんけどね。
 「剣の炎」という名前は、聖書に由来します。エデンの園で天使・ケルビムと共に知恵の木を守る存在で、雷のようなもの、という解釈があります。だからこその雷光なわけですね。日本語で言えば、電光石火という事です。
第六十七生:見誤りの死導
 誰だって、失敗する事はあります。それは、完全無欠に見えるアンジェラでさえも。
 人間も死導者も、不完全な部分を持っています。全知全能の神様ではありませんから。それはよく言われる通り、悪い事ではないんですよ。
 ただ、そういう部分が強く出てしまった時、一緒にいてくれる人がいると……、結構、違いますよ。きっと。
第六十八生:暗中の死導
 この話は、正直、よく分からなかったと思います。反省気味です。
 ただ、こういうのって一人称でないと出来ないですよね。それは楽しかった。
 ……すいません、つまりはいつもの自己満足なんです。
第六十九生:社長の死導
 トップには苦労もあります。何より、誰かに恨まれる宿命にある。その覚悟がなければ、トップにはなれません。
 組織が大きくなるほど恨みは増えていく。それは、誰をも満足なんてさせられないから。Aの不幸はBの幸福ですからね。全員がハッピーになれるなら、誰も悲しんだり苦しんだりはしませんよ。
 でも、こういうトップなら……、私は好きですね。嫌いな人もいるでしょう。それが世の中で、そういう多様性は必要なものです。
第七十生:特別な死導
 もうほとんど彼が主人公でいいんじゃないかってくらいな彼の登場です。
 最初の構想は彼と白い子の出会いだったんですが、それだけじゃ味気ないってね。追加していたら異様に長くなったっていうね。ごめんなさい。
 焔色はなんだか犯罪を軽視しているようにも見えますが、そんな事はありません。やっぱり罪は罪です。犯罪者は裁かれるべきだと思いますし、のうのうと暮らしていいわきゃありません。
 けど、裁かれない犯罪者の中には、それを重荷にしている人もいる。それはそれで、裁かれるよりなお辛い事じゃないかとは、思うんですよ。許しは永遠に得られないんですから。
 ちなみに、このタイミングでこの話をアップした事には意味がありません。本当に偶然でした。キリのいい数字だから、紅葉で長くやってもいっかと思っただけなんですよ。
第七十一生:不器用な死導
 男は拳で語るといいますが、この場合はちょっと意味が違いますね。語れていないし。
 この話は、別に虐待を描こうとか、そんな事は思っちゃいません。たまたまそういう形になっただけで、要するに小学生男子みたいなものをやりたかったんですよ。本来は。
 子供が好きな子にイタズラするレベルなら、多少の摩擦はあっても、決定的なものにはなりません。でも、この場合は、違う。もっと陰湿で、もっとしつこくて、もっと辛い。それでも、愛情はある。
 可愛さが余ると憎さが百倍になるそうですが、それは詰まるところ、最初から可愛さも憎さもあるという事で。ゼロは何倍してもゼロですからね。ま、そういうお話ですよ。
第七十二生:無感動な死導
 昔から、この手の話はよくあります。すかした子供ってのは、それだけいるという事です。ま、そんな事を言ってしまえば、死神ネタなんて古今東西、どこにでもあるんですがね。
 私は語彙が少ないので、こういう子供の事を表現する言葉は、それほど持ち合わせていません。ゆえに、文中でも同じ単語が並んでしまいました。
 ただ、なんとなくですけど、それでよかったかな、とも思います。人称者とて、それほど語彙があるわけじゃないでしょうからね。
第七十三生:聞役の死導
 話を聞いてくれるって、それだけで助かります。自分の中を再確認できますし、最初から答えが出ている人は、最後の一押しにもなりますから。
 普通は友人や家族、恋人などに話すでしょう。けど、そういうのができない人もいます。ひとりぼっち、あるいは、友人たちだからこそ話せないなんてのも。
 そういう人には、こういう聞いてくれる人がいるといいでしょうね。
 ちなみに、いつもとちょっとテイストは違いますが、だからどうって事はなかったり、するのでした。
第七十四生:作家の死導
 この話はとても主観的です。ほぼ、私の観念と言っていい。どういう作家でありたいか、なんて、そんなの人それぞれですから。
 それをわかった上で、やっぱりこういう書き方をします。これが私の答えですから。他の人の考えはさておき、私にとって作家ってのは、そういうものですから。
第七十五生:巫女の死導
 普通の人間とは違う。それは、人によって様々な概念となります。誇りとなる人もいれば、その事実に恐怖を感じる人も居る。
 実際、一般的な人間ってのは、自分と違うものは迫害するものです。その手の戦争なんて数えるだけでもバカらしいほどにある。きっとそういうものなんですね、生き物ってのは。
 ですから、彼女の行動は、とても当たり前のもの。そう思うんですよね。思わなきゃやりませんが。
第七十六生:企画の死導
 アンジェラの原動力は、今まで何度か描いてきました。
 彼女はそれがあるから動くのであり、それがあるから彼女になるのであり、それがあるから人々は心を動かされる。
 背中で語るの言葉通り。彼女の歩んできた道は、それだけで感動するようなものです。
 その、わかりやすい形。それが、このお話。
第七十七生:博打の死導
 どっかの青年マンガみたいな展開ですよね。読んだことはないんだけどね。
 自分のために戦うと開き直れるのは、ある種の才能でしょう。強さと言ってもいい。大抵は、誰かのためという大義名分を作り、ごまかすものですから。責任を転嫁できますしね。
 そういう事をせず、素直な強さを持っている人って、羨ましいですね。仮に持っていても、暗い世界の人と勝負はしたくないですけどね。
第七十八生:蝿王の死導
 いつぞやの退魔巫女と似たような話ですね。展開はだいぶ違いますが。
 考えすぎる人間は、荷物を背負いすぎるってところがあります。そういうのは、適当なところで捨てた方がいいんです。
 後はきっかけの問題。ま、それがなかなか手に入らないんですが、ね。
第七十九生:痴漢の死導
 まず、最初にお詫び。文中で加害者家族が被害者に連絡を取る描写がありますが、たぶん普通はできません。そんな事を許したら、新たな犯罪を誘発してしまいますから。ただ、こちらの都合でそういう表現をしました。実際とは明らかに異なる場面ですが、その点、ご容赦願います。
 というわけで、中身。ぶっちゃけ、痴漢って冤罪の方が多いと思うんですよね、私は。本物の痴漢は、逮捕されるようなヘマはしない気がするんですよ。
 仮に冤罪だとしても、捕まれば一発で社会的にアウト。それが、痴漢という罪。なにせ、被害者の意見だけを一方的に取り入れるという犯罪ですからね。
 だから私は、男性専用車両の導入を強く願います。住み分けなきゃいけないんですよ、男女なんてのは。
第八十生:幼罪の死導
 ごくせんとかが好きそうな話。
 特に文中描写はありませんが、彼ら、成績は悪くなさそうですね。悪かったら最初から先生に目をつけられますから、こんな無茶はできません。
 この話。本当に私が描きたいのとは、ちょっとズレているんですよね。本来の方もいつかはやれたら、と思っています。簡潔に言えば、殴られないのはあんたらが大切だからじゃない、といったところでしょうか。
 ちなみに、ケイは格闘技もそれなりに強いです。そこらの一般人には負けない程度ですね。



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